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米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か

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ビットバレー投資家 コラムを発表しました · 昨日 16:03
9月売りが現実に?
米国株は9月に波乱のスタートとなった。1週目の取引ではS&P500指数が4.3%下落し、8月末に史上最高値を付けたダウ平均指数でさえ2.9%下落した。テック株の代表的な指数であるナスダック100指数は5.9%下落、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は12%も下落した。
米景気や利下げのペースをめぐる不透明感がリスク回避の売りにつながった。市場で最も懸念されているのは、米国の景気鈍化に対してFRBの金融政策が後追いになる可能性があるかもしれないことだ。
米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か
もっとも、9月は米国株式市場において最も弱い月になる傾向がある。たとえば、1960年から2023年のS&P500指数の月次平均騰落率を確認してみると、9月は-0.9%で1年の中で最も低い。
米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か
一方、11月は1.8%と最も高い。過去のジンクスからは9月の調整を経て、10月以降に持ち直す可能性もあると示唆されている。しかし、9月17日~18日のFOMCを控え、初回の利下げ幅をめぐる不透明感は強く、今年もジンクス通りの展開になるかどうかは現時点では判断が難しい。
0.5%利下げならさらに波乱?
オプション市場では9月のFOMCについて、0.25%の利下げを完全に織り込んでいる。0.5%の利下げについては、3割の確率を予想している。9月6日の雇用統計を受け、0.5%利下げの確率はやや低下したものの、3割の確率は絶対値で無視できる水準ではないかもしれない。
過去の経験からすると、0.5%の利下げが実施された場合、市場にとって「ショック」は大きくなる傾向がある。Bloombergがまとめたデータによると、1990年以来、S&P500指数のパフォーマンスは0.5%の利下げが行われた際が一番低い。0.5%の利下げは、経済に何らかの問題があるという懸念を示唆しているためだと、Bloombergレポートは指摘した。
米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か
52周高値更新の9銘柄
米景気や利下げのペースをめぐる不透明感で米国株が総崩れのようみえるが、9月6日は9銘柄(注)が52周高値を更新した。銘柄リストは、下記の通りだ。
(注:S&P500指数とダウ平均指数、ナスダック100指数、SOX指数のいずれかの構成銘柄)
米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か
上記9銘柄の特徴は、一言でいえばディフェンシブ銘柄だ。たとえば、ヘルスケアの $ケンビュー (KVUE.US)$ $クーパー (COO.US)$ 、加工食品の $ゼネラル・ミルズ (GIS.US)$ $タイソン・フーズ クラスA (TSN.US)$ $コナグラ・ブランズ (CAG.US)$ 、通信大手の $エーティー・アンド・ティー (T.US)$ 、パーソナル用品大手の $プロクター・アンド・ギャンブル (PG.US)$ だ。
後者の2銘柄を除く銘柄は、下半期の上昇率が15%を超えている。これらの銘柄は時価総額が比較的小さく、株価変動が大きくなりやすい傾向がある。その意味でいうと、一般投資家にとってはディフェンシブ銘柄としておなじみのAT&TP&Gのような大型株がより安心感があるかもしれない。
米通信大手。子会社および関係会社を通じ、市内電話および長距離電話サービス、無線・データ通信、インターネットアクセス、インターネット・プロトコル(IP)テレビ、衛星放送テレビなどを手掛ける。
米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か
米パーソナル用品大手。主な製品は洗剤や清掃用品、紙製品、美容製品、食品・飲料、ヘルスケア用品など。世界各地で事業を展開する。
米株総崩れも、光る高値更新9銘柄!0.5%利下げで一段安ならさらに注目か
24年9月9日作成 マーケットアナリスト Julie
出所:Bloombergよりmoomoo証券作成
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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