【決算まとめ】テスラが決算受け時間外で下落 今後の注目点は?
米電気自動車(EV)大手 $テスラ (TSLA.US)$が現地23日引け後に2024年4‐6月期決算(第2・四半期)を発表した。第2四半期の売上高が予想を上回ったものの、営業利益と1株当たり利益(EPS)はともに2桁の減少となった。
決算ハイライト
サイバートラック年内黒字化は達成か 「より手頃な新型モデル」来年上半期に生産開始
テスラが7月2日発表した2024年4-6月期の世界販売台数は前年同期比4.8%減の44万3956台、2四半期連続の減少となった。減少幅は第1四半期よりも縮小してきているが、なお苦戦が続いている。
関連記事:テスラ時間外取引で急騰、 第2四半期の生産台数は約41万1,000台、納車台数は約44万4,000台
テスラが7月2日発表した2024年4-6月期の世界販売台数は前年同期比4.8%減の44万3956台、2四半期連続の減少となった。減少幅は第1四半期よりも縮小してきているが、なお苦戦が続いている。
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テスラによると、営業利益にマイナスの影響を与えた主な要因は、AIプロジェクトの運営コストの増加、EV納車台数の減少と平均販売価格(ASP)の下落、およびリストラに伴う費用だった。一方、サイバートラック(Cybertruck)の納車台数を、エネルギー事業の成長とともにプラス要因としている。
テスラは、第2四半期の自動車生産台数が前期比で減少したが、第3四半期の生産台数は前期比で増加すると予想。第2四半期のサイバートラックの生産台数は前期比で2倍以上に増加し、年末までに黒字化は達成すると予想される。電動トラック「セミ(Semi)」工場は2025年末までの生産開始を目指している。
ガイダンスでテスラは第1四半期決算と同様に、次世代自動車やその他の製品の投入に力を入れているため、今年の自動車生産の伸び率は昨年より「かなり鈍化」する可能性が高いと改めて述べた。また、今年エネルギー貯蔵製品の展開とエネルギー事業の収益成長率は、自動車事業を上回るだろうと同社が指摘した。その他、より手頃な新型モデルは、来年上半期に生産を開始する見込みと発表した。
コスト削減 AI製品・サービス開発の加速 ロボタクシー10月10日発表など
テスラが7月2日納車台数を発表した後、多く金融機関がテスラの目標株価を引き上げ、今後の成長は主にAIプロジェクト、特にロボタクシー(Robotaxi)と人型ロボット「オプティマス(Optimus)」からもたらされると述べた。モルガン・スタンレーによると、投資家が電気自動車よりもテスラの「AIナラティブ」に関心を寄せていることを明らかにした。そのうち、投資家の68%がAIを今後1年間のテスラ株の主なけん引役と見ている一方、電気自動車を好むのは33%にとどまっている。
テスラが7月2日納車台数を発表した後、多く金融機関がテスラの目標株価を引き上げ、今後の成長は主にAIプロジェクト、特にロボタクシー(Robotaxi)と人型ロボット「オプティマス(Optimus)」からもたらされると述べた。モルガン・スタンレーによると、投資家が電気自動車よりもテスラの「AIナラティブ」に関心を寄せていることを明らかにした。そのうち、投資家の68%がAIを今後1年間のテスラ株の主なけん引役と見ている一方、電気自動車を好むのは33%にとどまっている。
また、マスク氏は自動運転タクシー「ロボタクシー」の発表を当初の予定より2カ月遅れの10月10日に延期したことも明らかにした。デザイン変更を取り入れるためだとした。
テスラはまた「コスト削減は引き続き我々の焦点。1台当たりのコストを下げること、伝統的なハードウェア事業の成長、AI製品とサービスの開発の加速などにある」と述べた。
AIソフトウェアとハードウェアについては、テスラは自動運転技術を用いた運転支援機能「オートパイロット」とロボタクシー用のソフトウェアとハードウェアの開発が引き続き進展していることを示した。
決算説明会でイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、電気自動車での値引きがテスラを苦境に陥れているが、それは短期的な問題だと考えていると述べた。オースティンに本社を置くテスラは、来年前半に安価なモデルを提供する予定だという。
マスク氏、自動運転は巨大な需要牽引役になるという。
マスク氏は人型ロボット「オプティマス(Optimus)」が来年生産されることを強調した。25年から社内で使用するために少量の生産を開始し、26年以降は他社向けに大量生産を始める方針だ。
エネルギー事業に関して、マスク氏は「テスラは可能な限り速いペースで成長している」と述べた。同氏はまた、オートパイロットの重要性を過小評価すべきではないと語った。
その他、マスク氏はエヌビディアのGPUクラスターに感銘を受けたが、スーパーコンピューター「Dojo」の開発を進めたいと述べた。
また、メキシコ「ギガファクトリー」に対する多額の投資について、米大統領選が終わるまで待つ意向を明らかにした。トランプ氏はメキシコで生産される自動車に厳しい関税を課すと述べており、その場合「メキシコに多額の投資をしても意味がない」とマスク氏は指摘。また、既存工場での生産拡大に取り組んでいると付け加えた。
株価急落?テスラQ2決算から真相を探そう>>
出所:SeekingAlpha、テスラIR、日本経済新聞、Bloomberg、Dow Jones
ーmoomooニュースZoe
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コメント
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Mackye : 売上高にマイナスの影響を与えた主な要因は、AIプロジェクトの運営コストの増加、EV納車台数の減少と平均販売価格(ASP)の下落、およびリストラに伴う費用だった。 とありますが、なぜ「AIプロジェクトの運営コストの増加が売上高にマイナスの影響を与える」のか、その理由を教えてください よろしくお願いします
moomooニュース奈々 Mackye : Mackye様毎度moomooをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。ご指摘いただきありがとうございます。ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。以下に訂正させていただきます。【売上高にマイナスの影響を与えた主な要因】→【営業利益にマイナスの影響を与えた主な要因】今後はこのようなミスのないよう努めて参りますので、何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
Mackye : ありがとうm(_ _)m
Mr スコップ : 当てにならん
181301798 : EVではない
まずは電力事業、ロボット事業も魅力的だが、イーロンマスクのやろうとしている事が人々の想像をどれだけ超えてるか?、テスラが出た時のように驚かせる事が出来るか?ポイント、ロボタクシー事業も同じく