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今週の決算·経済カレンダー(3/25~3/29)楽観相場再び!米国株・日本株さらなる上昇の余地は?

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 03/22 08:55
今週のポイント
今週の日本株は続伸する見通し。市場では日米の中銀会合通過で安心感が広がっており、目立った悪材料が見当たらない。17年ぶりの利上げが行われた中、インフレ経済への転換を評価する買いで相場が堅調だった流れが続く。足元で為替が円安方向に振れていることもプラスとなりそうだ。また、今週は3月の年度末を迎え、27日は権利付最終日となるため、配当権利取りを意識した買いは相場を下支えするとみられている。新年度をにらんでの買いも入りやすい局面。
銀行や高配当などのバリュー株に資金が向かいやすい中、TOPIXが史上最高値を更新できるかも焦点となりそうだ。フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長は「日銀のマイナス金利解除で銀行株などが買われやすい中、経済正常化の観点から株価純資産倍率(PBR)改善期待も根強い。TOPIX優位の環境は今後も続きやすい」との見方を示した。日経平均株価の最高値更新には一歩遅れているが、内需株のウエートが高いTOPIXの最高値更新が持つ意味は小さくない。
経済指標については、国内で国内では25日に1月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨、28日に今回の同決定会合の「主な意見」が公表される。主な意見では2回目の利上げについて具体的な手がかりがあるかが注目される。そのほか、3月の東京都区部消費者物価指数(CPI)も注目される。植田総裁は利上げ決定後の会見で、物価見通しの上振れや上振れリスクの高まりは政策変更の理由になると述べていた。
米国では、マーケットで年央が有力視される米利下げの確度を、FRB高官の講演内容や経済指標から改めて見定める展開となる。経済指標では米10-12月期GDP(国内総生産)、FRB注目の重要物価指標の米2月PCE(個人消費支出)デフレーターが予定されている。相場の大きな変動要因になりそうだ。
今週のドル・円は34年ぶりの円安となる152円を試す展開となりそうだ。日米中央銀行の政策決定を通過して短期的な手掛かりに欠け、月末と四半期末、日本の年度末が重なることで、期末の需給が主導する形で節目を超える可能性がある。例年、最後の最後は円買いよりも4月以降の期初をにらんだ円売りが優勢になりがちだ。また、日米の金利差が開いた状態が続くことを見込んだドル買い・円売りも入りやすい。今週は152円トライへの期待感と介入への警戒感が交錯することになる。
今週の決算·経済カレンダー(3/25~3/29)楽観相場再び!米国株・日本株さらなる上昇の余地は?
先週の相場ポイント
1.日経平均は2000超高で史上最高値更新!一時4万1000円突破
2.日銀が17年ぶり利上げ決定、世界最後のマイナス金利に幕 市場の関心は日銀利上げペースへ
3.マイナス金利解除でも円安株高 米国強さ映すドル高
4.FRB、量的引き締め減速へ 利下げは「年内3回」を維持
5.米株最高値更新、楽観相場再び!FOMC受け安心感が広がる
6.エヌビディア、AI向け次世代チップ発表!広がるNVIDIA経済圏 AI関連への物色が強まり
7.AMDの下げ続く エヌビディア以上に株価反転のリスク

先週の東京株式市場で日経平均は前週末比2180.79円(5.63%)高の4万888.43円と、大幅反発した。TOPIXは5.33%増の2813.22ポイントと反発し、1989年12月18日につけた史上最高値(2886.5ポイント)に急接近しており、今週中の新高値更新が視野に入る
日銀は金融政策決定会合で、世界で最後のマイナス金利を解除し、17年ぶりの利上げを決めた。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定し、2013年4月以来の大規模な金融緩和政策は転換点を迎えた。市場で不連続性が生じないように国債買い入れは継続するとした。植田総裁は21日、大規模な金融緩和の見直しを受けた保有国債残高の縮減方針を問われ、将来的には国債買い入れ額を減額し、保有残高も減少していくとの見解を示した。マイナス金利解除後、市場の関心は先行きの利上げペースに移っており物価動向が引き続き鍵を握る。22日発表した2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は4カ月ぶりの高い伸びとなった。2%以上で推移するのは23カ月連続。
米FRBは20日に開いたFOMCで政策金利を5会合連続で据え置いた。同時に発表した金利・経済見通しでは、中央値で年内少なくとも3回の利下げ予想が維持され、FRBが引き続きソフトランディングを見込んでいることが示された。一方、量的引き締め(QT)は市場の混乱を未然に防ぐために近く減速する方針だ。日米欧の中央銀行の資産はなおピークの8割で高止まりしており、市場に残る「緩和マネー」が株価を押し上げる構図が続く。これを受けて20日の債券価格は上昇し、株価も過去最高値を更新し、米金融市場では買いシグナルが点灯した。
市場が事前に日銀の判断を織り込んでおり、声明文に「当面、緩和的な金融環境が継続する」と明記されたため、円安・ドル高が続いている。また、年初から続く人工知能(AI)や半導体への期待は米国の生産性上昇を経由した中立金利の上振れを市場に意識させる。米国で高金利が続くとの見方に加え、米経済の強さを映すドルに投資マネーが集まりやすい。成長をけん引するハイテクへの期待が円安・ドル高を長期化させる可能性がある。ドル円は20日、一時1ドル=151円台後半まで円安・ドル高が進行。

米半導体大手 $エヌビディア(NVDA.US)$の開発者会議「GTC2024」では、世界各地から企業約300社が最新技術を展示し活況を呈している。エヌビディアの提供する半導体とソフトウエアを活用した人工知能(AI)やロボット、仮想現実(VR)の独自技術が広がり、一大経済圏を築きつつある。同社のジェンスン・フアンCEOはAIコンピューティングにおける同社の支配的地位をさらに強固にすることを目指した次世代チップを披露した。コードネーム「ブラックウェル」と呼ばれる新チップは既存の製品よりはるかに高速で大型だと述べた。発表文で、新チップは今年後半に発売の予定だとした。UBSのアナリストは、新チップの価格は5万ドルと見積もっている。これはアナリストが推定している既存世代の価格の約2倍となる。また、エヌビディア開催の年次開発会議が活況に終わり、AI関連への物色が強まった。

$アドバンスト マイクロ デバイシズ(AMD.US)$は過去10日間で上昇したのは2日のみ。同社株はAIブームの波に乗り、に劣らぬ快走を見せていたが、元々上昇を支える要因はそれほど確かなものではなかった。同社株はエヌビディアよりも割高でかつ成長見通しも弱いことから、エヌビディア以上に株価反転のリスクが大きいとの指摘も出ていた。「短期的に株価は完璧を織り込んだ水準にあり、現在のバリュエーションで長期的な見通しに賭ける気にはなれない。これは通常、株価反転の方程式だ」と述べている。一方、 $マイクロン テクノロジー(MU.US)$が21日、決算受け14%高と急騰した。1株利益が予想外の黒字となったほか、売上高も予想を上回った。予想を上回る1株利益および売上高の見通しも示している。メヘロトラCEOは声明で「われわれはチップ業界におけるAI需要の最大の受益者の1つになり得る」と述べていた。

出所:MINKABU、Bloomberg、investing、トレーダーズ・ウェブ、ウエルスアドバイザー、ロイター
ーmoomooニュースSherry
今週の決算·経済カレンダー(3/25~3/29)楽観相場再び!米国株・日本株さらなる上昇の余地は?
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コメント
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  • 181338057犬心久美子 : 嫌な奴で 御免なさい🙏

    日経平均、あまり浮かれない方が良いかと思う。日経平均が上がったのは嬉しいけど
    やっと!元に戻ったと捉えてます。
    空虚の30年間がなければ、もっと上がってた。
    それに外国人投資家や機関が、7割ぐらい買い越してる。これ?一斉に売られたらどうなる?
    なので、日本企業は更にパワーアップして
    地盤を固めないとです。耐性を持たないと 
    本当の意味での日経平均の強さ問われます。
    その基盤は やはり中小企業の力。
    絶対に❗️蔑ろにしてはならない。
    上澄みは泡です。ライト⤴️されてるだけ。
    一つの商品等はパーツや組み立て精査や検査、耐久力などパスして納められる。
    こう言うスタンスが日本市場に根付き へこたれない土台を固めて欲しいです。[undefined]

  • 181338057犬心久美子 : いいね 下さった方々様❗
    有難う御座います。

  • 181338057犬心久美子 : いいね、コメント下さった方々様✴️
    有難う御座います🙇‍♂️