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エヌビディア決算で5%以上急騰!国内サプライヤーやAI半導体関連銘柄の上昇余地をチェック!

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ビットバレー投資家 コラムを発表しました · 05/23 03:40
エヌビディア決算で5%以上急騰!国内サプライヤーやAI半導体関連銘柄の上昇余地をチェック!
米半導体大手 $エヌビディア(NVDA.US)$が22日の米国市場引け後発表(日本時間23日早朝)に発表した24年2~4月期決算は市場予想を上回り、23日の東京株式市場では国内のエヌビディアサプライヤーなど関連銘柄に物色が広がった。AI半導体の成長性の力強さとエヌビディアの先駆者としての確固たる地位が改めて意識された。日経平均株価への寄与度が半導体関連として最も大きい $東京エレクトロン(8035.JP)$は前日比1.8%高と反発し、指数を押し上げた。23日終値ベースで前日比5%以上の急騰をみせた関連株を中心に現在株価とアナリストらの目標株価との乖離をチェックした。
23日の主な半導体関連株の値動き
23日の主な半導体関連株の値動き
大きく値が動いた関連株は?
・23日に大きく買われたのは $ディスコ(6146.JP)$で、前日比7.96%高となった。AI半導体に使われる高性能メモリー「HBM」向けの収益性の高さが評価されている。エヌビディアの製品製造先である $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US)$に装置を納入している。
100万株以上の出来高があり、5%以上急騰した他の銘柄は、 $イビデン(4062.JP)$ $レーザーテック(6920.JP)$ $ルネサスエレクトロニクス(6723.JP)$ $アドバンテスト(6857.JP)$ $オルガノ(6368.JP)$
・イビデンとアドバンテストは、エヌビディアの23年アニュアルレポートにサプライヤーとして明確に記載されている。イビデンの株価は23年春以降の急騰を経て、昨年(23年)9月6日の9285円を高値として下落が続いていた。アドバンテストは今年2月に高値を付けてから大きく調整している。
・出来高は低いが7%以上急騰したのは、半導体製造装置向け電源大手 $ダイヘン(6622.JP)$、半導体のフォトレジスト用感光材製造の $東洋合成工業(4970.JP)$ウエハテスト用装置で世界首位の $東京精密(7729.JP)$
・半導体設計の英 $アーム・ホールディングス(ARM.US)$を傘下に持つ $ソフトバンクグループ(9984.JP)$4.28%高
・エヌビディアの製造委託先の $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US)$を主要顧客とする半導体向け純水製造装置 $オルガノ(6368.JP)$5%上昇した。同じくTSMCのサプライヤーである $信越化学工業(4063.JP)$2.06%高。
・エヌビディアの日本正規代理店の $マクニカホールディングス(3132.JP)$4.01%高。
・生成AI用超高密度メモリー向け封止装置を手掛ける $TOWA(6315.JP)$一時7.5%上昇し、上場来高値を更新
まだ大きな上昇余地が期待されているのは?
100万株以上の出来高を伴って5%以上上昇した銘柄のうち、23日終値からアナリストらの平均目標株価まで乖離があり、さらなる上昇が期待されているのは、イビデン、ルネサスエレクトロニクス、アドバンテスト。(ディスコ、レーザーテック、オルガノの株価は平均目標株価を上回っている。)
ICパッケージが主力。AIサーバー用途が順調。仕入れ先は $レゾナック・ホールディングス(4004.JP)$。23日は7.28%上昇。23日終値(5790円)はアナリストら16人の平均目標株価(7645.63円)まで32.05%の乖離がある。
エヌビディア決算で5%以上急騰!国内サプライヤーやAI半導体関連銘柄の上昇余地をチェック!
日立、三菱電機、NECの半導体が統合。車載マイコンは世界首位級。23日は5.48%上昇。23日終値(2849円)はアナリストら12人の平均目標株価(3348.33円)まで17.53%の乖離がある。
エヌビディア決算で5%以上急騰!国内サプライヤーやAI半導体関連銘柄の上昇余地をチェック!
半導体検査装置の世界大手。AI駆動に使う高速メモリー「HBM」向けの出荷が本格化。23日は5.36%上昇。23日終値(5853円)はアナリストら16人の平均目標株価(6700円)まで14.47%の乖離がある。
エヌビディア決算で5%以上急騰!国内サプライヤーやAI半導体関連銘柄の上昇余地をチェック!
【後記:まとめ】
イビデンは今後の株価上昇余地がまだ大きいとみられているようだ。同社は、パソコンや汎用サーバー向けの需要回復が遅れていることに加え、今年2月にユーロ円建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)による約730億円の調達を発表したことで、需給悪化を懸念した売りが出た経緯がある。アップル関連銘柄として値動きする場面もあるが、今回はエヌビディア決算に大きく反応した。アナリストによる目標株価は高く、エヌビディアとの関係性がさらに深まる様子がみられれば業績、株価ともに回復にはずみがつきそうだ。
―moomooニュースKathy
出所:四季報、日本経済新聞、moomoo
エヌビディア決算で5%以上急騰!国内サプライヤーやAI半導体関連銘柄の上昇余地をチェック!
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