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V字回復中の半導体株は?レーザーテックは「令和のブラックマンデー」から1.5倍に!

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ビットバレー投資家 コラムを発表しました · 08/20 02:32
令和のブラックマンデー」ともされる8月5日の大暴落から半導体関連株が急回復している。日経半導体株指数構成銘柄の中では $レーザーテック (6920.JP)$が5日から20日までの期間に53%と最も大きく上昇した。この間の日経平均株価(20.99%上昇)、TOPIX(20.04%上昇)のリターンを大幅にアウトパフォームした。レーザーテックの急回復は好業績に加え、米国による対中輸出規制強化の影響を受ける可能性が低いとして投資家の選好が強まっていることも要因となっているようだ。半導体関連株は大暴落前から軟調な値動きが続いていたが、V字回復に向け歩みを進めている銘柄をチェックした。
V字回復中の半導体株は?レーザーテックは「令和のブラックマンデー」から1.5倍に!
レーザーテックは、東京株式市場の大暴落後の8月7日に24年6月期通期決算を発表。生成AI需要拡大で先端半導体向けが伸び、売上高は前期比39.7%増の2135億円、純利益は28%増の590億円といずれも過去最高を更新した。翌日株価は一時ストップ高となった。また、中国売上高比率が低いことから半導体関連株全般で懸念される米国による対中輸出規制強化の影響を受けないとみられており、ポジティブ視されている。アナリストからは、中国売上比率が高くなりやすい半導体製造装置の中で「短期的な避難先の候補となりえる」との声も出ていた。
6月以降の株価推移(以下同)
6月以降の株価推移(以下同)
半導体ウエハー搬送装置を手掛ける。AI関連投資の一環として7000万ドルを投じ、米半導体製造装置メーカー、ナノバース・テクノロジーズを連結子会社化した。7月11日に25年2月期1Q(3~5月期)連結決算を発表、売上高は前年同期比75.5%増の292億円、純利益は前年同期の2.5倍となる87億円と驚異的な好業績をたたき出している。
V字回復中の半導体株は?レーザーテックは「令和のブラックマンデー」から1.5倍に!
8月14日、25年3月期2Q連結業績を上方修正。予想売上高を前回予想から9.1%増の1200億円に、純利益を13.3%増の85億円に引き上げた。翌日株価は大きく窓を開けて回復基調に向かった。
V字回復中の半導体株は?レーザーテックは「令和のブラックマンデー」から1.5倍に!
日経半導体株指数構成銘柄以外で反発が目立っているのは
◆半導体後工程の先端パッケージ向け装置が好調の $芝浦メカトロニクス (6590.JP)$
◆1Q営業利益(13日発表)が前年同期比3.9倍だった $日本電子 (6951.JP)$
◆米MSCIの代表的な株価指数「グローバルスタンダード指数」への採用が決まった $KOKUSAI ELECTRIC (6525.JP)$
など。
一方、反発力が弱いのは、 $SUMCO (3436.JP)$ $ローム (6963.JP)$ $日本化薬 (4272.JP)$など。AI投資との直接的な関連が強い製造装置メーカーの強さが目立つ一方、AIとの関連性が薄く、決算で好材料が出なかった銘柄は材料関連を中心に相対的に戻りが弱い。
7日大引け後に前年同期比で減収減益となる24年12月期2Q連結決算を発表。同時に発表した3Q予想売上高は前年同期比7.1減、純利益は72.7%減と弱く、業績回復の遅れがネガティブ視されている。
V字回復中の半導体株は?レーザーテックは「令和のブラックマンデー」から1.5倍に!
―moomooニュースKathy
出所:各社IR資料、ブルームバーグ、moomoo
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