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BIAS 移動平均線乖離率

1. 概要

移動平均線乖離率は、現在の価格が移動平均線からどれぐらい離れているかをパーセンテージ(%)で表したものです。移動平均線は価格の動きの慣性を引き出したものであり、移動平均線に対して価格が離れすぎた乖離率の拡大は価格が上下に行きすぎた状態なので、価格は移動平均線の慣性力に引き戻され、これを修正する動きをし、この考えに基づくのが移動平均線乖離率であります。よって、価格の天底を判断し、そろそろ相場が反転すること予想し、主に逆張り投資に使われます。BIAS1、BIAS2、BIAS3はそれぞれ6日、12日、24日に対応します。

 

2. 計算方法

n日移動平均線乖離率= [(当日の終値-移動平均の値)÷移動平均の値]×100


3. 参考見方

3.1 価格が移動平均線から大きく上に離れると、乖離率もプラスに大きく変動し、「売り」のサインとなります。

3.2 価格が移動平均線から下に大きく離れて、乖離率がマイナスに大きく変動した場合、「買い」のサインとなります。

3.3 上昇、下降を問わず価格と移動平均線との乖離幅については、使用する移動平均線の日数や相場動向、銘柄の特性によって変わりますので、過去の乖離率の動きから適したゾーンで判断します。

3.4 過去のマイナス圏における乖離率が-8%前後で反転しており、この付近を「買い」と判断します。

3.5 プラス圏における乖離率が5%~6%あたりで反転しており、この付近を「売り」と判断します。


4. 特徴

4.1 移動平均線乖離率は移動平均線の欠点を補うことができます。

4.2 移動平均線は投資家の平均的なコストを表し、乖離率は投資家の平均的な収益率を表すことができます。乖離率がプラスの場合は、投資家が利益を得ていることを意味し、乖離率がマイナスの場合は、投資家が損失を被っていることを意味します。

4.3 乖離率が異常な場合、買い・売り操作を慎重に行うことをおすすめします。

4.4 一般に、投機的な銘柄や急騰・急落している銘柄は、乖離率分析に適しません。株価が急騰・急落する時乖離率が極値になりがち、投機的な銘柄は人為的な投機要素があり、乖離率は一般的な株式より高いため、この2種類の株式には適しません。

リスク開示 これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。また、こちらの内容には何人の投資家の個人的な投資目的、経済状況についての考慮は含まれておらず、個人への投資アドバイスではありません。投資家の皆様が投資判断を下される際には、ご自身の状況に基づき、情報の適切性のご検討をお願いいたします。過去の投資実績は、将来の成功を保証するものではありません。すべての投資は、リスクや元本割れの可能性を免れることが出来ません。moomooは、上記内容の真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について、何の表明や保証もいたしません。