CCIは「Commodity Channel Index」(商品チャネル指数)の略で、オシレーター系指標の一つです。相場の過熱感(買われ過ぎ/売られ過ぎ)から逆張りに用いるというよりは、相場の方向性を判断してトレンドフォローに用いることを得意とします。
CCI=(TYP-MA)/0.015×MD
TYP=(高値+安値+終値)/3
MA=n日間のTYPの移動平均
MD=TYP-MAの平均偏差
CCIは、±100を基準として+100を超えたら買われすぎ、-100を超えたら売られすぎと見なされます。
【買いサイン】
①CCIが-100から-100を突き抜け、0以上に上昇した場合
②CCIが-100以下にある場合
③価格は下落して安値を更新しているのにCCIが-100から上昇している場合
【売りサイン】
①CCIが+100から+100を突き抜け、0以下に下降した場合
②CCIが+100以上にある場合
③価格は上昇して高値を更新しているのにCCIが+100から下降している場合
多くのオシレーター系指標は0~100の間(あるいは-100–+100の間)で示されますが、CCIは数値の上限/下限がないため、場合によっては300近くまで行く事もありますので、チャートを確認しながらボリンジャーバンドや他の指標と併用することをおすすめします。
リスク開示 これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。こちらの投資情報は説明目的の用途でのみ提供されており、すべての投資家にとって適切であるとは限りません。また、こちらの内容には何人の投資家の個人的な投資目的、経済状況についての考慮は含まれておらず、個人への投資アドバイスではありません。投資家の皆様が投資判断を下される際には、ご自身の状況に基づき、情報の適切性のご検討をお願いいたします。過去の投資実績は、将来の成功を保証するものではありません。すべての投資は、リスクや元本割れの可能性を免れることが出来ません。moomooは、上記内容の真実性、完全性、正確性、いかなる特定の目的への適時性について、何の表明や保証もいたしません。