ボリンジャーバンドとは、株価の勢いの変化や反転の目安、方向を見る指標です。一定期間のデータの標準偏差を算出し、移動平均線に対して標準偏差を加減したものです。株価の値動きが激しくなるとバンド幅が拡大、値動きが小さくなるとバンド幅が縮小する傾向にあります。
中心線＝N日の移動平均線
上バンド＝中心線＋標準偏差×2倍
下バンド＝中心線-標準偏差×2倍
順張り：相場の動きが乏しいときはバンドの幅が狭まり、相場の動きが激しいときにはバンドの幅は広がります。バンドの幅が狭くなってきたところで値動きに注目し、終値が上バンド・下バンドをはみ出したら、素直にトレンドに追随します。
逆張り：下バンド、上バンドをそれぞれ下値支持線や上値抵抗線と考え、株価が下バンドを下抜けた時に買いポイント、上バンドを上抜けた時に売りタイミングと見なされます。
バンドウォーク：相場にトレンドがある場合、中心線は上バンド・下バンドの間で上下動を繰り返しながら、価格が上昇（下降）していくことがあります。
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