板情報(オーダーブック)は需給のバランスをリアルタイムで示します。売りと買いの注文について、価格や数量を確認することで流動性や価格変動の傾向が見えてきます。板情報は、株価がレジスタンス水準(抵抗)、サポート水準(支持)に近づいているか、また、大きな注文が市場にどのような影響を与えるかを予測するのに役立ちます。
現在、東証のザラ場の板情報のみサポートしています。
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上下各5本・10本の買い/売りのリアルタイム板情報
・デフォルトの設定では、右側の買い板が赤、左側の売り板が緑となっています。設定を変更するには(設定>お気に入り&銘柄情報>銘柄情報ページ>価格版の色)をご参照ください。
NYSE ArcaBook、Blue Ocean、Nasdaq TotalView*、NYSE Openbook、CBOE Direct Edge、CBOE Bats BZX、National Quotation(米国総合情報)など、複数の取引所からの板情報をサポートしています。
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「取引所マーク(BBO切り替え)」から、他の取引所の板情報に切り替えることができます。複数表示も可。
売買分布図(デプスチャート)を分析する際は、以下の2点がポイントになります。
赤と緑のエリアの範囲を比較する
売買分布図において、赤と緑のエリアはそれぞれ買い注文と売り注文の強さを表しています。赤のエリアが緑のエリアよりも大きい場合、株の買い注文の強さが優勢であることを示しています。
赤と緑のエリアの線の傾きと値を観察する
図の横軸は板の気配値を表し、縦軸は未約定注文の累積数を示しています。線の傾きが急であればあるほど、注文数量の増加が顕著であることを意味します。(注文が集中しているということ)
上の参考画像を用いてご説明しましょう。まず、緑のエリアが大きいので売り注文が優勢になっています。そしてほぼ垂直な線がはっきりと見えます。売買分布図を長押しすると十字座標が表示され、特定の位置での具体的な値を確認することができます。
この場合は、横軸が$427.0、縦軸が3,379(注文数:Nasdaq totalviewの単位は1株)です。これは現在板に並んでいる未約定の注文が、$427.0よりも低い価格の売り注文が合計で3,379株あることを示しています。同時に、$427.0の価格点には大量の売り注文が蓄積されており(これがラインの傾斜につながる)、この価格水準が短期的なサポートである可能性も示唆しています。
板情報およびデプスチャートに表示されているすべての注文は未決注文であり、執行されていません。注文がキャンセルになった場合や注文が執行されると消えることに留意してください。
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