大きく分けて二つの要因があります。
1. 計算式が異なる
年間取引報告書は実現損益のみで計算しますが、損益カレンダーでは期首からの評価損益~実現損益をすべて入れて計算するため、計算のロジックが異なります。
2. 適用為替レートが異なる
税金計算レートは確定申告時に利用でき、各帳票に記載されている為替レートです。当社で発行する年間取引報告書等の各種帳票に記載される為替レート(または源泉徴収レート・為替単価レート)は、為替交換業者のTTB/TTSを採用した為替レートが記載されています。
一方、損益カレンダーではリアルタイムの為替レートを参照するため、同一のレートではありません。
年間取引報告書の損益は税金申告のための評価上の損益になります。特に米国株の取引では為替レートの影響が大きくなりますので実際の損益とは相違が出ています。