この文章は、カスタム指標VWAPを例に説明します。以下のとおり設定すると、対象銘柄の現在値がVWAPを上回った際、アプリのシステム通知でアラートを送信します。
1. カスタム指標を作成
「お気に入り」タブで日足チャートの下にある「指標管理」をクリックし、指標を作成、編集した後、「指標テスト」をクリックします。テストに合格するとカスタム指標の作成が完了します。

2. アルゴ取引でカスタム指標を使用
PC版moomooの「アルゴ取引」を開き、「条件ブロック」>「シグナル条件」>「テクニカル分析」より、「もっと」を新規キャンパスにドラッグします。そして、「もっと」のプロパティで編集されたVWAP指標を選択し、それを判断の条件に設定します。

3. アラートを設定
3.1 変数なしのアラート
「実行ブロック」の「アラート」をキャンパスにドラッグし、右側のプロパティでシステムメッセージにチェックを入れます。また、「タイトル」に【VWAP】を、「コンテンツ」に【VWAPが現在値より小さい】を入力します。

設定を完了した後、本番取引をスタートします。そして、VWAPが条件を満たした場合、複数の端末でアラートを受信できます。パソコンを使わなくても、moomooアプリでアラートを受け取ることができます。

3.2 変数付きのアラート
対象銘柄1の1時間足のVWAPがテンセント(00700)の現在値を下回ると、VWAPと最新の株価を示すアラートを受信したい場合は、下記の通りに操作してください。
1. 「アラート」を選択し、右下にある「編集」ボタンをクリックしてブロックをコードに変換します。

2. コードの編集エリアで、alert() 関数で送信内容を編集し、変数を入れます。
vwap_value = vwap(symbol=self.対象銘柄1, bar_type=BarType.H1, select=1)
last_trade_price = current_price(symbol=self.対象銘柄1)
alert(title="", content="VWAPは{}で、現在値の{}を下回ります".format(vwap_value, last_trade_price))

3. 本番取引をスタートします。上記の通りに設定された条件を満たした場合、複数の端末で変数付きのアラートを受信できます。
